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0928学内集会のご報告

呼びかけ人・賛同者のみなさま
 まずはご連絡が遅くなってしまったことをお詫びし、その上で、9月28日のDaitoCollective学内集会が100人を超える参加者の結集をもって成功裏に終了したことをご報告いたします。
 予定時刻を少し過ぎてからの開会宣言の後、ビデオの上映。参院特別委員会での「採決」強行の場面、続いて本会議総括質疑時の国会内外の様子を視聴しました。最低限の話し合いのルールさえ無視した与党議員たちの無法ぶりに、参加者からは改めて怒りの嘆息が漏れていました。
 その後、呼びかけ人の一人である中村隆之さんがこれまでの経過報告と集会の趣旨説明を行い、リレートークへ。
 リレートークの登壇者は日本文学科の中村邦生さん、政治学科の内田健二さん、高島平九条の会から松本佳久さんなどです。この集会で特筆すべきことは、学生の参加が得られたことです。学生の一人は「この国の主権者の一人として、一人の沖縄県人として発言します」と語り始め、次のようにスピーチを締めくくりました。
「主権は私たちにあります。この国の未来を決めるのは私たちです。“命どぅ宝”。戦争からは憎しみと悲しみしか生まれません。命を守るため、平和な日本を創造していくために、私は学び、思考し、行動していきます。」
 登壇者みなさんの力強い発言を受け、フロアの参加者も次々とマイクを持ち、それぞれの思いを述べました。学生、院生、地域の方、教員、元教員、10名の方の発言が続き、予定の時間を超えるほどでした。
 最後に呼びかけ人の一人、市村由喜子さんと学生2名が共同で「大東アピール」(集会声明)を読み上げ、会場いっぱいの参加者の拍手で採択されました。そして20時を過ぎたころ、呼びかけ人の一人である中村清二さんによって「閉会のあいさつ」として今後の運動の展望が述べられ、集会を終了しました。
 集会に参加してくださったみなさまと、集会の開催に際してご尽力くださったすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 なお、集会内で採択された「大東アピール」は、語句の修正についてのお気づきもいただいておりますので、全体の文意を損なわないように手を加えたものを決定稿として、近日中にウェブサイトに掲載いたします。